『馬鹿と利口は紙一重』
chocchi
2025.1.15
謹賀新年。
皆様明けましておめでとうございます。
何卒本年もよろしくお願い致します。
ってゆーか明けてから15日も経ってますが、、。
ということでブログを。
先日久しぶりに近所の銭湯に行きましてね。
冬休みだからか、子供連れのお客さんが多く、その子供達が白いブリーフを履いていたことから蘇った記憶がひとつあります。
ボクが小学校卒業前の体育の授業で教室で着替えている時でした。
後ろでM君とO君が何ぞや騒がしい。彼らは有名な犬猿の仲。成績も運動能力も家庭環境もそう大差ない2人。もしや大差がないからこそどこかで優劣を競っていたのかも知れませんね。
振り向くとM君がブリーフだけのO君に大声で言ってる!
「こいつのパンツ、後ろ茶色いぞー」
すかさずO君が反撃!
「やから昨日カレーだった、言うとるやろがっ!」
O君の言い訳が本当か嘘か、そんなことはどうでも良くて、瞬発力のあるその理由が当時の自分には何より衝撃的であった。
1982年の真冬だったはずだ。
彼はブリーフのままカレーを食べたのか?
そしてカレーを踏んづけても気づかず食べ尽くし、そのまま布団に潜り、そのまま学校に行ったのか?
もしブリーフの前面が黄色だったら
「昨日お茶を溢した!」という理由にしたのか?
などなど、約40年が過ぎた今も疑問に感じる。
幼少時から黄色いハナを常に垂らしていた事でハナを拭き取っても鼻の下が日焼けしたような跡があったO君。
O君は普段からM君を嫌っていて彼に対する腹の底からの暴言は半端なく、ラップがまだ日本に渡る前からM君をディスる暴言だけを羅列しては自分なりのリズムで巧みにハナを垂らして歌っていた。まさしくそれは今でいう「ラップ」である。
誰もやってない時代に
誰もやらない事を
誰の目も気にせず
誰かをディスる言葉を
リズムに乗せて歌う
表現の中身の良し悪しは横に置いといて、
もしかすると実はM君が発信したO君の茶色パンツ事件はO君の才能に対するジェラシーからの虚言であって、実はM君虚言に対してのO君の即興レスだったとしたら、O君は見事な天才ラッパーのパイオニアだったかも知れない。
OM対決、、40年経った今ジャッジをすると 勝因は瞬発力と確固たる自己表現力により、勝者はカレーパンツのO君でいいかな。
要するに事実ではなく、想像というのは何でも良いようにも悪いようにも解釈出来まる、つまり想像だけであれば悪いように解釈するだけ損だな~って言いたかったのです。
これをもちまして新年のご挨拶とさせて頂きます。
皆様にとってご多幸な一年になりますよう今から想像してみましょうよ!